父親の死

10月の末、院長の父親が亡くなりました。

長い間パーキンソン病を患い、最近は歩くことも、食べ物を飲み込む嚥下も困難になっていました。

総合病院に勤務していた時はいつ呼び出しがあるかわからない365日24時間体制。

実家の近くに開業出来たので、仕事の合間に様子を見に行ったり、泊まったりと少しは親孝行出来たかと思っています。

明るくてマメで穏やかで優しい父でした。

怒られた事が一度もなかったと聞いています。

山が好きで穂高から高穂と名付けてくれたこと。

地図を見る楽しさ、音楽の素晴らしさを教えてくれたのも父だったそうです。

中学生の時に、仙台に遊びに行こうと、東北大に連れて行ってくれたこともあるそうです。

そして数年後、東北大医学部を目指すことになった様です。

いつも父がさりげなく優しく導いてくれたおかげで今の院長があるのだと思います。

訪問看護やケアマネジャーの方など沢山の方々に助けて貰いました。

ありがとうございました。

by M.A