院長ごあいさつ
院長ごあいさつ
私は、1989年に東北大学医学部を卒業後、東北大学脳神経外科医局に入局しその関連病院において、1998年からは福島市の大原医療センターおよび大原綜合病院において、脳神経外科医として主に脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍など脳疾患の患者さんの診療に30年間にわたって従事してまいりました。
これらの疾患は意識障害、半身不随、言語障害などの症状を呈しますし、全身状態が安定しても後遺症を残す場合も多々あります。多数の、軽症から重症におよぶ一般外来、救急患者を診察、治療を行って、患者さんのみならずご家族のストレスが大となる場面を多々見ておりますと、少しでも脳卒中の発症を予防することはできないかとの思いが強くなります。
このなかで私は、患者さん、その家族、救急隊、他医療機関及び院内の他診療科からの診療依頼を絶対に断ることなく受け入れてまいりました。もちろん、患者さんだけでなく、ご家族にも寄り添う診療を心がけております。
上記経験から、脳疾患に関する専門知識とこれまでの豊富な臨床経験を土台として、頭痛、麻痺症状、めまい、しびれ、認知症等の診療を中心に、脳卒中発症のリスクファクターとなる生活習慣病の管理、プライマリーケアを実践したい、という思いに至り、地域の皆さんが気軽に受診できて、かつ脳疾患に対する不安を解消できる「かかりつけクリニック」を立ち上げる決意をいたしました。
マルチスライスCTを活用して、危険な徴候の早期発見、早期の対処を目指したいと考えております。
平成元年 | 3月 | 東北大学医学部卒業 |
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平成7年 | 3月 | 東北大学大学院医学研究科修了 |
平成元年 | 5月 | 東北大学脳疾患研究施設脳神経外科入局 |
東北大学医学部付属病院脳神経外科 | ||
8月 | 広南病院脳神経外科 | |
10月 | 岩手県立中央病院脳神経外科 | |
平成2年 | 8月 | 東北大学医学部付属病院脳神経外科 |
平成5年 | 4月 | 広南病院脳神経外科 |
6月 | 岩手県磐井病院脳神経外科 | |
8月 | 上都賀総合病院脳神経外科 | |
平成7年 | 4月 | 東北大学付属病院脳神経外科 |
9月 | 広南病院脳神経外科 | |
平成8年 | 1月 | 仙台市立病院脳神経外科 |
平成10年 | 1月 | 東北大学附属病院脳神経外科助手 |
4月 | 大原医療センター脳神経外科部長 | |
平成16年 | 7月 | 広南病院脳神経外科 |
平成17年 | 4月 | 大原医療センター脳神経外科部長 兼 リハビリテーション科管理者 |
平成28年 | 4月 | 大原医療センター副院長,脳神経外科, 兼 リハビリテーション科管理者 |
平成30年 | 1月 | 大原綜合病院副院長,脳神経外科 |
平成31年 | 4月 | 大原綜合病院副院長,脳神経外科 兼 統合病床管理部副部長 |
平成元年 | 5月 | 医師免許 |
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平成7年 | 7月 | 日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 |
平成19年 | 8月 | 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医 |
平成29年 | 1月 | 日本医師会認定健康スポーツ医 |
日本脳神経外科学会,日本脳卒中学会,日本脳卒中の外科学会,日本神経外傷学会,日本神経救急学会,日本小児神経外科学会,日本脳神経外科コングレス,日本頭痛学会 |
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